現在の知可子さんのこれまでに重ねて、苦労や努力を見てしまう自分でした。

知可子さんはMCで、「gift」についてこう語っていました。
これからもオリジナルとして歌って行きたい楽曲「gift」。
沢田知可子の名前で「自殺しちゃだめだよ」の強烈なタイトルで歌ってしまうと、
自身の思いが伝わらないから・・・。
「がんばれ」の言葉一つを捉えて全部を否定するのではなく、歌詞に込められた
愛とか想いを感じてくれたら良いなあ〜と。
少しづつ広がって行き、期限を決めずに大切に歌い続けて欲しい。

「明日へ届け」一木有佳子さんの作詞。
有佳子さんの書く詩は、主人公の心の動きが見えてきます。
登場する女性の心が、その場にいるように伝わってくる。
聴き入っていると、最後のさびで涙声に・・・。
知可子さんの涙。イベント等の会場で聴いていると、ついこちらまで誘われてしまう。
自身の面倒を見てくれた人や、天に召されてしまった恩人、友達のことでともに悩ん
だり、友達の姿が見えたりとか。
何度かそんな場面に遭遇し、こんな素敵な女性に会えて良かったと思ってしまう。
歌声に込められた気持ち、愛を伝え続けたいとの願い・・・。
思いっきり、その一瞬に一曲一曲を心を込めて歌い、聴く側に訴えてくる。

歌手、沢田知可子の一面。人は生きている限り、いろんなことを感じ悩み過ごしている。
この日のライブ、たくさんの人たちが支えてくれたことが、頭の中を巡り感謝をして。
あまりに辛い気持ちになったことがあったかも知れないのに、がんばって来られたのは
みんながいてくれたから。
必死にこらえていたものが、一気に溢れ頬をつたうひとしずく。
つぶなら瞳に湧き水が少しづつ溜まっていくようにいっぱいになり、目じりから頬をつたい
流れて行く一筋の線。
体育会系の元気な姉貴のようなさっぱりとした話し方や、感じさせる声にも相手にいつも
温かく優しく接っする。そして、感謝の心を忘れない。

「会いたい」開始前、このアルバムの「会いたい」のストリングスバージョンの収録風景の
映像がスクリーンに映しだされました。アレンジをした千住明さんが、主席で卒業した
芸大の現役の学生さんたちの演奏。とにかくなにより、体が震えた。
あの名曲の新世紀への移行、そんな場面を浮かべながらも、ライブでの小野澤さんと
林さんの演奏は、アコースティクなバージョンも三人が持ち味を最大限に発し、奏でている。

「たまゆら」沢ちひろさんの作詞。「会いたい」を作詞した方です。
叙情的な深い女性の心を短い詩に表す、何とも奥深く言い表せないくらいに。
男の自分にはわからない・・・。
じつは、アルバム「ラプソティー」の中で悩んでしまった一曲なのです。
「会いたい」から始まる10のラブストーリー、どれもお薦めの楽曲でいっぱいです。